2007年06月04日

自分の役割

6月2日の土曜日、マンションの理事会があった。
去年から僕の住むマンションの理事会の副理事長をしている。
いわばこのマンションの住人にとって僕は[副理事長の西さん]である。
副理事長と言っても、なんのことはない、ただ単に、その順番が廻ってきた
だけのことだ。
「理事長」はもちろん「書記」「会計」に、選出されると、これは本当に
大変で、理事会当日だけでなく、それ以前に準備しなければならない
仕事が沢山あるのだ。
「書記」は、その名の通り、資料作成と記録、「会計」は、
「玄関住戸扉工事の見積もり」なるものや「貸借対照表」その他、
僕には到底理解のできない漢字だらけの表や書類の数字と睨めっこ。
(理事会の席で、これらの、まったく理解しがたい表や書類を見ている
だけで、僕には、あたかも言葉も通じない異国の地で、捕われの身に
なった気分である。)
ましてや、理事長ともなると、それらを取り纏めなくてはならない。
それはもぅ尊敬の念に値する。
しかし、僕は「副理事長」である。
理事長の前に「副」がつくだけで、その仕事内容は、180度違ってくる。
理事会の当日に理事長の隣に存在するだけ、ちょこんと座ってるだけ、
それが僕の役割である。
理事会当日までにやっておかなければならない仕事もなければ、
理事会終了後に居残って打ち合わせをするようなこともまったく無い。
だから、僕にも務まるのである。
副理事長に選出されたときも、管理人さんに、
「副理事長の役割は理事長の横に座ってるだけ、、、」と聞いて、
それなら僕にも大丈夫。と引き受けたようなものである。
実際、理事会の様子はどうかと言うと、難しい内容の話のとき、
いつも僕は、だんまりを決め込む。
(無理に難しい話についていこうとすると思考回路が停止する恐れが
あるため、だんまりを決め込むしかないのである。)
「決してこっちには振らないでくれ、、、」、と心の中で祈りながら、、、
ところが、僕にも分かること、例えば工事スケジュール表に
[14時〜16時の4時間]なんて書いてあれば
14時〜16時なら2時間ぢゃないんですか?」
と突っ込んでみたり、そういう些細なところに妙に力を入れてしまったりする。
(実際の話の内容は理解していないにも関わらず、、、)
結局、理事会での僕の発言回数はそこそこ多かったりする。
(実際の話の内容は理解していないにも関わらず、、、)
ここで、僕は大切なことを忘れてしまっていた。
あくまで僕の役割は、理事長の隣に座っていることだけであり、
決して発言することではないのである。
その事を忘れて、人前で発言することの快感を覚え、
調子に乗ってしまった僕は、無意味な発言を繰り返してしまった。
(実際の話の内容は理解していないにも関わらず、、、)
ここなら、僕にも発言できる! 
ここは僕の突っ込むところだ!
そう思ったならば、どんな些細なことにも即座に突っ込みを入れ、
意気揚々と発言してみせた。
まるで、そのことに生きる意味を見出したかのように、、、
僕は、だんだん、自分を見失って行った。
自分の発言に酔いしれていくうちに、本当の自分は何であるのかを
掴めなくなり、自分の役割とは何なのかを、完全に忘れてしまっていた。
議題はどんどん内容の濃いものとなり、様々な意見が飛び交い、
ボルテージも上がってい行った。
ただ、僕一人だけが議題の内容には着いていけず、それでも僕に分かる
内容のところだけは、自身満々につっこみ、発言を繰り返していた。
その様子は一見すると、僕が議会全体を先導し、
そして誘導しているかのように見えた。
その日の理事会は結局4時間近く議論がなされ、僕は議論の本題には
全くもって着いて行ってなかったが、とりあえず片付けなければならない
案件は片付いたようだった。
「お疲れ様でした!!
終わりの挨拶が交わされ、みんなも「これでやっと帰れる」と安堵した。
とその時、管理人さんがこう言った。
「この調子やと、来年の理事長は西さんにして貰うしかないな」
、、、、、、、、、、、、、絶対無理。
自分の役割は十分に理解しておかないと大変な事になりますよ。皆さん。

久々のMumRue日記でした。

posted by A-COUST at 01:00| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | MumRue日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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