2007年09月15日

自分の役割A 〜神を見た〜

注:まず「自分の役割」を読んでから、この記事をお読みすることをお勧めします。
http://a-coust.seesaa.net/article/43792117.html

     

その日は、いつもより意識的に発言を控えていた。

 

ここは僕が発言しなくても、誰かが同様のことを発言してくれるだろう

いや、そのハズだ。そうなってくれ、、、

たとえ、このまま議論が進んだとしても、結果には大した影響はないハズだ、、、

 

そう自分に言い聞かせて、自分の存在を周りに気付かれないように、副理事長の席でひっそりとたたずみ、息を殺していた。

 

悟空の言う「敵に気付かれないように自分の気配を消す」とはこういうことか、、、

 

昔、アニメで見たシーンが、まさか自分に降りかかってくるとは、この時まで思いもしなかった。あの時、もっとじっくり「ドラゴンボールZ」を見ておけば良かった、、、、、なんて、後の祭りである。

そう、その日とは「理事会開催の日」、如いては、「次期理事長を選出する理事会開催の日」である。

とにかく、セキが出そうになっても我慢をし、クーラーに鳥肌が立っても我慢をし、自分の気配を消すことだけに集中していた。

その日も案件は幾つかあり、「理事長の選出」は時間がかかるため、後回しにされていた。一つずつ案件が処理されていく度に、面接会場で自分の前に並ぶ人の数が減っていく、あの緊張感を思い出し、案の定、議題の内容は皆目理解していなかった。

理事長の流れるようなトークに身を任せて緊張感を忘れることができれば、、、、そう思い、理事長の言葉に耳を傾けてみるが、かえって、意識することで僕の緊張は増幅するばかりだ。

 

今、○○建設の××氏から頂きましたご説明に質問のある方は?

 

質問などあるハズがない。というより、この状況で質問など考え付く頭脳は持ち合わせてはいないし、万が一、質問があったにせよ決して発言するものか!!

前回の理事会での教訓は生かさねばならない。さもなくば、次期理事長のポストが自分に、、、。それだけは避けなくては!!

僕はダンマリを決め込む。誰がなんと言おうとここはダンマリだ。たとえ、宮崎あおいにお願いされてもダンマリ姿勢を変えるつもりはなかった。

 

質問が無いのなら、次の案件に参りたいと思います。

「次期理事長の選出」についてですが、まず最初に立候補される方はいませんでしょうか?

 

いるハズがない。

 

では、僕から推薦ということで現副理事長の「西さん」にお願いできないでしょうか?

 

きたぁーーーーーーーー!!

  

うことで現副理事長の「西さん」にお願いできないでしょうか?

  

、、、で現副理事長の「西さん」にお願いできないでしょう、、、

 

、、、、、事長の「西さん」にお願いできないで、、、、、

 

、、、、、、、の「西さん」にお願い、、、、、、、

、、、、、、、、、「西さん」に、、、、、、、、、

「西さん」、、、、、「西さん」、、、、「西さん」、、、「西さん」、、「西さん」、

 

一瞬のことではあったのだろうが、僕の頭の中では何度もリフレインしていた。

この議題に入るや否や、真っ先に僕への推薦。しかも理事長から、、、。

僕の頭はパニック状態。前回の理事会を考えると、この流れは安に想定できたのだが、現実問題となると、人間、パニックを起してしまうものなのである。

取り乱さないように、深呼吸を一つ、二つ、三つ、程しただろうか、周りには不自然な「間」に思えただろう。

 

ぼ、僕は、土曜日ノ夜(理事会はいつも土曜の夜)も仕事がアルので、ム、無理でス。

 

では、何故お前は今この席にいるのか!?今日も土曜日ではないか!?自分で自分に突っ込みを入れたくなった瞬間だった。

その後、他の理事にも聞いてみるが、みんな仕事を理由に理事長の座を断った。みんな、「仕事を理由にすれば断れる。」そう思っているのである。

その後、理事長は「理事長の仕事の軽さ」(嘘つけ、どう見てもしんどそうやないか!!)をアピールし、管理人は「理事長の楽しさ」(理解不能)をアピールし、僕を理事長に仕立て上げようと努力した。

僕は「理事長の仕事の軽さ」も「理事長の楽しさ」も、それは、たとえ僕でなくても同じ条件であることを訴えた。

そのうち、別の誰かも「西さんを推薦します」などと無責任なことを言い、知らぬ間に、僕一人が我慢すればみんな無事に事が運ぶのに、、、みたいな空気が漂っていた。

正直、何度もくじけそうになった。

 

ぬぁはっはっは、お前が理事長を引き受けさえすれば、みんな喜んでくれるゼ!!

 

悪魔の囁きが、聞こえた。今なら悪魔の囁きだと分かるが、

 

あなたが理事長を引き受けてくれれば、みんな喜んでくれるわよ!アハハハハ

 

そのときの僕には天使の囁きに聞こえた。

悪魔の囁きにも耐え、「くじ引き」が提案された。僕も「くじ引き」でもし自分に決定したら潔く引き受ける、と主張したが、が、理事長はくじ引きには反対で、「投票」を提案してきた。

なにぃ!!投票なんかになれば、現時点で複数人から推薦を受けている僕は不利ではないか。そんなことになれば推薦した人以外もみんな僕に投票するのがオチである。

このとき既に、理事会は開催から3時間を過ぎようとしていた。その時間の苛立ちからか、

 

もう、いっそ、くじ引きにしましょうや。

 

存在感バリバリの一番年配の男性が言った。

その言葉に理事長も反論は出来ず、アミダクジの製作に取り掛かった。

アミダクジの結果、僕は「事なきを得た」のである。

その男性、僕には神様であった。



ってなわけで9月8日(土)皆さんが活躍されてる間、別の場所で戦っていたMumRueでした。 
posted by A-COUST at 09:02| 大阪 ☀| Comment(7) | TrackBack(0) | MumRue日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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