2007年06月15日

昔話(カル)

高校の水泳部の時の話。
全体的には仲良くやっていたのだが、後に部長になる同期のHとオレは何故か馬が合わなかった。
Hは物静か、頑固、人見知りが強い、そんな奴であり、オレとしては特別意識もしてなかったのだが、いつになっても打ち解けるような雰囲気がなかった。
オレは普通の高校生同様、同期の奴とふざけあったり、馬鹿したりしていたし、Hも同期とふざけあいはしないまでも楽しそうに笑顔を見せながら談笑したりしていたが、オレには何故か事務的な対応しかしない。
最初の頃は誰も気にしていなかったのだが、段々と皆が心配をし始めた。
「おまえ、Hと上手くやらなあかんで」
「別にそんなんじゃないんやけどな」

そんなある日、オレも意を決してHを仲間に引きずり込むべく奇策に出た。
当時、水泳部では練習後、脱いだばかりのホカホカの海パンを相手に被せると言う遊びが、オレを初めとする同期で流行っていた。
Hはそのバカな輪に入ってはいなかったが、遠巻きに「バカな事やって・・・」なんてクールな表情をしながら眺めていたのをオレは気付いていた。
本当はHもこの中に入りたいんや、でもその性格とキャラからして自分から入ってくるのは無理や、よーし、それならオレが引き込んでやろう!
これをきっかけにHとオレも仲良くなれるはずだ
そう考えたオレはある日の練習終了後、早々に着替え、更衣室の入り口でHが入ってくるのを待ち構えていた。
他の同期たちもオレとHが和解する瞬間を見ようと更衣室でHの登場を待っていた。
そんな観衆の見守る中、Hが更衣室に入ってきた。
オレは背後から脱ぎたてホヤホヤの海パンをHの頭に振り下ろした。。。。



他の奴であれば、オレの気配に気付き、ディフェンスが出来たであろう。
更衣室に入った瞬間は目がくらみやすく危険な事を知っているので、より慎重になったであろう。
扉の裏に隠れているオレに対する逆襲の手立てを仕込んでくることもあろう。
しかし、Hはそれらの一つも持ち合わせていなかった。
自分がそんな馬鹿集団の中に入るというイメージの一つも無かったのであろう。

オレの振り降ろした海パンはそれまでに見たことも無いくらい、見事にHの頭部から顔面の全てを覆うほどに深くめりこんだのであった。
言わば、会心の一打、クリーンヒットである。
仲間内で鍛えてきたオレの攻撃に対し、全くの初心者であるH。
今考えると、Jリーガーが小学生相手に本気で蹴るPKの様であった。
見ていた同期連中は一同大爆笑である。
しかし、免疫の無いHはオレの体温が残っているような脱ぎたてホヤホヤの海パンを頭に被せられ怒り心頭になった。
海パンを叩きつけ、Hはオレに殴りかかろうとし、同期連中がそれを押さえに掛かった。

その後オレが水泳部に行けなくなったのは言うまでもない



最近、何の脈略も無く、昔の話を突然思い出したりする。
歳のせいかもしれないが、それも悪くない。

posted by A-COUST at 00:50| 大阪 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | カルロス日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そりゃ、ショックだったと思うわ〜。
リーダーのホカパンでしょ??(ひゃはは)

どれほど臭ったのだろう・・・汗
Posted by はにー♪ at 2007年06月15日 10:36
ホカパンもたいがいやけど
水泳部に所属してたことあるんや
軽音は所属してたんだったか?
リーダーの経歴
ほんま知らんわ
同じ学校でも関わらなかったからねぇ
Posted by ふぅ at 2007年06月15日 13:23
昔の話を突然思い出す??
それは年取った証拠だわ。
アタイもよー思い出しては枕を濡らすのよ。
(゜∇ ゜)ブヒャヒャヒャヒャ
Posted by miyan at 2007年06月17日 09:30
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/44876215

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。